2016年02月25日

購入記録(2016.02.25)

上田早夕里 深紅の碑文(上) ハヤカワ文庫JA ¥994
上田早夕里 深紅の碑文(下) ハヤカワ文庫JA ¥994

『深紅の碑文』が待望の文庫化。
かなり読み応えがありそうですが,地道に読んでいきたいと思います。
暫くは積むことになるでしょうけれども。

〈2016年書籍購入覚書〉 計23冊
posted by 森山樹 at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入記録

2016年02月14日

ブログ名変更のお知らせ

諸事情によりブログ名を変更しました。
新たなブログ名「本読みの夜想曲(ノクターン)」を今後ともよろしくお願いします。
posted by 森山樹 at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知

2016年02月13日

購入記録(2016.02.13)

津原泰水 たまさか人形堂それから 文春文庫 ¥713
フェルディナント・フォン・シーラッハ 罪悪 創元推理文庫 ¥778

『たまさか人形堂それから』は『たまさか人形堂物語』の続篇。
前作は大分前に読んだので,内容をあまり覚えていません。
それなりに好みの作品だったと記憶はしているのですけれども。
そう遠くないうちに読んでみたいと思います。
『罪悪』はフェルディナント・フォン・シーラッハの第2短篇集。
掌篇を含んだ15作品が収録されています。
自分好みの作品が収められていると嬉しいです。
如何にもドイツのミステリィらしい硬質の雰囲気も好み。
期待しています。

〈2016年書籍購入覚書〉 計21冊
posted by 森山樹 at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入記録

2016年02月07日

森晶麿『アドカレ!』

〈2016年読書感想8冊目〉
森晶麿『アドカレ!』


 広告業界を舞台とした青春小説です。〈花酔いロジック〉と同じく戸山大学を舞台としている為に酔理研究会が折に触れて登場するのは楽しい。物語上での絡みは一切ありませんけれども。名コピーライターだった亡き父に憧れて同じ道を志した主人公と彼を雇った学生による広告代理店<アド・カレッジ>の代表取締役であるバードとの物語が描かれます。相変わらず,男女の微妙な距離感を描かせると森晶麿は巧いです。但し,少し気になるのは今作のふたりと〈黒猫〉シリーズの黒猫と付き人,或いは〈花酔いロジック〉の蝶子と神酒島との関係が些か構図が似過ぎてはいないかということ。それが悪いわけではないのですけれど,関係も展開もほぼ同一ということはやや興が醒める気がします。とは言え,その端整的な文章はやはり魅力的。普段はそれ程興味を感じない広告代理店業界の内実も面白かったです。このあたりは作者の経験に因るものが大きいのでありましょう。小気味よく進む早い展開も飽きさせることなく楽しむことが出来たように思います。だからこそ,些事とは言え,上述のことが妙に気になって仕方ありません。画竜点睛を欠いた気がします。

 構成は5篇からなる連作短篇集。それぞれに変わった趣向の広告業が描かれるのが楽しい。とは言え,あまり興味がない分野ということもあって,提示された広告の良し悪しは分かりかねる部分があります。結局は駄洒落に過ぎないと思ってしまうのは穿った見方なのでありましょうか。個人的には最終話「絵コンテの謎を解け!」が一番面白かった。尤も,謎そのものは割と安直なので,ほぼ最初から解答に至ってしまっていたのは残念。意外性という点においては不足している気がします。とは言え,その解答に至る構成は此処までの蓄積を存分に生かしているという点で面白かったです。また,第四話「コンペ再び! 夜行列車を復活させよ!」もかなり好き。この第4話と最終話で大きな役割を果たす大物コピーライターのレオン獅戸は割と魅力的でありました。尤も,結果的には引き立て役にしかならないのが残念。それでも大物と呼ばれる所以の大物感は十分に漂っていたように思います。彼に従う天通の樋口の小物感は酷かったけれども。気になったのは,結局,主人公が名コピーライターであった父の遺した影響下から脱却出来ていないのではないかということ。仮に父が名コピーライターでなければ,例え広告業界を目指していたとしても此処まで順調に歩みを進めることはなかったように思います。また,<アド・カレッジ>の岩瀬さんと木梨君の活躍があまり見られなかったのは残念。特に木梨君はいるだけの存在に留まっていたような気がします。岩瀬さんももう少し出番が多いと嬉しかったです。

 大きな広告代理店に立ち向かう小さな広告代理店という構図が如何にも青春小説として楽しかったです。篇を追う毎に成長していく主人公も頼もしい。徐々に近付くバードとの関係もそれはそれで面白いものがありました。何よりも知らない業界の知識を得られるというのはやはり興味深いものがあります。広告代理業というものの本質は未だに見えないままですけれども。問題は一定の成果を得られた結末だったので,続きを書くのが難しそうというところでありましょうか。父やバードの影響下から脱して自分なりの色を見せる主人公の広告と再び出逢える日を待ち望みたいものです。気に懸る点は幾つもありましたが,それでもなお楽しい作品であることに違いはありません。

(富士見L文庫 2016年)

タグ:森晶麿
posted by 森山樹 at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想

2016年02月06日

購入記録(2016.02.06)

君塚直隆 物語イギリスの歴史(上) 中公新書 ¥864
佐々木健一 美学への招待 中公新書 ¥842

『物語イギリスの歴史』は上下巻ですが,今回は上巻のみを購入。
いずれ下巻も購入したいと思います。
割と近代以前のイギリスに尺を割かれているのが嬉しいです。
感想は歴史ブログの方で書くことになるでしょう。
『美学への招待』はその名の通りに美学入門書。
森晶麿の〈黒猫〉シリーズで関心を持った美学を理解する為に購入しました。
此方は美術鑑賞ブログの方で感想を書きたいと思います。

〈2016年書籍購入覚書〉 計19冊
posted by 森山樹 at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入記録