2019年07月16日

購入記録(2019.07.16)

ジェームズ・ベッカー 聖なるメシアの遺産(上) 竹書房文庫 ¥711
ジェームズ・ベッカー 聖なるメシアの遺産(下) 竹書房文庫 ¥711
陶山昇平 薔薇戦争 イングランド絶対王政を生んだ骨肉の内乱 イースト・プレス ¥2,160

『聖なるメシアの遺産』は〈クリス・ブロンソンの黙示録〉の第3作目。
一応は嵌まっていると言っていいのかな。
劇的に面白いというわけではないのですけれどね。
因みに第4作目は『ノスフェラトゥの生贄』と一気に趣が変わります。
今巻が転機となるのか楽しみです。
『薔薇戦争』は小説ではなくて歴史の解説書。
大好きな時代の作品だけに期待しています。
感想は別ブログでということになりそうですが。

〈2019年書籍購入覚書〉 計58冊
posted by 森山樹 at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入記録

ジェームズ・ベッカー『預言者モーゼの秘宝(上)』

〈2019年読書感想33冊目〉
ジェームズ・ベッカー『預言者モーゼの秘宝(上)』〈クリス・ブロンソンの黙示録〉


『皇帝ネロの密使』に続く〈クリス・ブロンソンの黙示録〉の第2作目。
偶然手に入れた遺物が原因で殺害された夫婦の事件を追うクリス・ブロンソンの活躍が描かれます。
事件そっちのけで粘土板の謎解きが中心となってしまうのは前作と同様。
モロッコとイギリスを舞台に石板を追う組織との追撃戦が楽しめます。
今回の題材はシカリ派が隠した銀の巻物とモーゼの十戒について。
いずれも歴史上に大きく残された謎だけに興味をそそります。
クリスの元妻アンジェラとの関係改善も一応は読みどころとなるのかしら。
モロッコのギャングとイギリスの遺物収集家を交えた三つ巴の激戦は面白いです。
が,やっていることが前作とあまり変わらないのはどうなのかなあ。
危機的な状況を掻い潜るクリスの瞬時の判断と行動は格好いいんですけれどね。
大英博物館の学芸員であるアンジェラを巻き込む判断はあまりいいとは言えません。
アンジェラも不用意に胡乱な人物に相談し過ぎということも言えますが。
その相談相手が事件の黒幕と繋がっているのもやや偶然感が強いですね。
四枚の粘土板に隠された暗号の謎解きは面白いけれど置いてけぼりになります。
単に自分の読解能力が低いだけかもしれませんが。
インターネットを駆使しての暗号解読は現代的で楽しかったです。
敵方もきちんと同じ結論に達するのが無能感がなくて良い。
イギリスで起きた新たな殺人を踏まえて舞台は新たな地イスラエルへ。
粘土板に記された銀の巻物とモーゼの十戒に如何なる形で触れられるのか楽しみ。
三つ巴の戦いの行く末を期待したいと思います。

(竹書房文庫 2016年)

posted by 森山樹 at 05:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想