2019年12月05日

購入記録(2019.12.05)

草野原々 大進化どうぶつデスゲーム ハヤカワ文庫JA ¥858
若竹七海 不穏な眠り 文春文庫 ¥715

『大進化どうぶつデスゲーム』は表紙と題名に惹かれて購入しました。
割と酷そうな内容がかなり好み。
もうすぐ第2作目も刊行されるみたいですね。
今作が面白ければ購入を検討したいと思います。
『不穏な眠り』は〈葉村晶〉シリーズの最新作。
年明けからは実写TVドラマ化されるみたいですね。
気にはなるけれど見ることはなさそう。
何処まであの毒気を再現出来るのかは興味があります。

〈2019年書籍購入覚書〉 計121冊
posted by 森山樹 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入記録

椹野道流『暁天の星 鬼籍通覧』

〈2019年読書感想71冊目〉
椹野道流『暁天の星 鬼籍通覧』


法医学教室を舞台としたミステリィシリーズ〈鬼籍通覧〉の第1作目です。
新装版刊行に伴う再読ということになります。
と言っても,久しぶり過ぎて内容を殆ど覚えていなかったのですが。
基本的には長篇作品と言えますが,一章だけは独立した物語となっています。
導入部ということであまり気にはなりませんが,ちょっと違和感がありました。
ミステリィとともにホラー要素が強いのもシリーズの特徴です。
今作での本筋となる連鎖する女性自殺事件では科学的に解明されない部分もあります。
法医学という科学捜査を主体にしながらということで楽しいです。
事件の真相というか発端は反吐が出る程に下衆なものですけれどね。
このあたりはあまり趣味であるとは言えません。
また,法医学教室が舞台ということで遺体の解剖場面が克明に描かれます。
作者が監察医ということもあって,生々しい描写が現実感があります。
苦手と言えば苦手なのですけれど,興味が先に立ってしまうのが面白いです。
自動車による轢死体の解剖場面は流石に辟易としてしまいましたけれども。
登場人物は個性が克ちすぎて,ややあざとさを感じてしまいます。
何処となく,所謂BL要素が強いのは気のせいなのか。
主人公である伊月崇とその先輩である伏野ミチルの組み合わせは好き。
後はいずれも何処か苦手な雰囲気を感じてしまいます。
物語としてはホラー風味が強いということで釈然としない結末ですね。
これを受容出来るか否かは読後感に影響してくるところでありましょう。
個人的には全ての謎が明かされる必要はないと思っています。
よって,それ程気にはなりませんでした。
幕間劇の「飯食う人々」の雰囲気が一番好きではありますけれども。
暫く休止していたようですが,再びシリーズとして再開されている模様。
今後も新装版の刊行を順次追いかけて行きたいと思います。

(講談社文庫 2019年)

タグ:椹野道流
posted by 森山樹 at 05:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想