2016年01月18日

2015年傾向分析

1位 東京創元社(27冊)
2位 早川書房(15冊)
3位 角川書店(12冊)
3位 メディアワークス(12冊)
5位 集英社(9冊)
5位 講談社(9冊)
7位 文藝春秋社(5冊)
8位 光文社(4冊)
8位 双葉社(4冊)
10位 富士見書房(3冊)
10位 朝日新聞出版(3冊)
10位 実業之日本社(3冊)

 2015年に購入した本を出版社別に統計を取ってみました。多少の誤差はある筈。なお,個人的な趣味で角川書店とメディアワークス,富士見書房は別枠で集計しています。

 上位2社は想定内だったけれど,意外に差がついたのは驚きました。もっと早川書房が多いと思っていたのだけれどなあ。創元推理文庫のほうがミステリィとしては惹かれる傾向は自覚するところです。続いて,角川書店はともかくメディアワークスが多かったのも面白い。まあ,〈0能者ミナト〉だけで7冊稼いでいますからね。集英社は集英社オレンジ文庫が存外に好み。女性向けという印象も強いですが,それ程抵抗なく読んでいます。講談社は意外に少なめ。講談社ノベルス次第かなあ。10位の朝日新聞出版は朝日エアロ文庫の〈ARIEL〉2冊が大きいです。富士見L文庫もそうですが,ライトノベルの延長線上にあるレーベルが意外にこの蓑なのは面白いです。

 この種の統計で自己分析をするのは結構楽しい。余力があれば,毎年の恒例としたいところです。上位2社の顔触れは変わることは読書傾向が変わらない限り,先ずないと思いますけれどね。
posted by 森山樹 at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文

2016年01月10日

2015年マイベスト

2015年に読んだ本の中で特に印象に残った10作品です。
並びは読んだ順番であって,序列ではありません。


田中芳樹 『タイタニア(5)凄風篇』
完結したという事実,それだけで素晴らしい。
その後のファン・ヒューリックとジュスラン・タイタニアの軌跡が知りたいです。


井上真偽 『恋と禁忌の述語論理』
ミステリィとしてはそれ程面白いわけではないし,設定も凡庸。
それでもなお此処まで論理学を駆使したミステリィということが面白い。


北村薫 『太宰治の辞書』
実に久しぶりの刊行となった〈円紫さんと私〉の第6作目。
その端整で清冽な物語は健在でありました。


吉田篤弘 『レインコートを着た犬』
月舟町を舞台とする三部作の最終巻。
折に触れて,つむじ風食堂が舞台となるのが嬉しかった。


三津田信三 『幽女の如き怨むもの』
刀城言耶を主人公とするホラーミステリィの第6長篇。
妓楼に揚げられた遊女の一代記としての物語が悲しくも魅力的。


森晶麿 『花酔いロジック 坂月蝶子の恋と酔察』
酒と謎に満ちた学生生活が魅力的な〈花酔いロジック〉の第2作目。
男女の絶妙な距離感を描かされたら森晶麿に叶う人はいません。


北原尚彦 『シャーロック・ホームズの蒐集』
正統的な〈シャーロック・ホームズ〉パスティーシュ短篇集。
比較的知名度の低い語られざる事件が扱われているのが楽しいです。


初野晴 『惑星カロン』
久しぶりの〈ハルチカ〉シリーズ最新作。
草壁先生の過去の一端が明かされるとともにマンボウが再登場。


ライナー・レフラー 『人形遣い』
ドイツを舞台とした事件分析官を主人公とするミステリィ長篇。
過不足のない重厚な物語が非常に面白かった。


ピーター・トレメイン 『消えた修道士』
激動の展開が続く〈修道士フィデルマ〉の長篇最新邦訳。
フィデルマとエイダルフの関係が如何なる方向へ進むのか楽しみです。
posted by 森山樹 at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文

2016年01月09日

2015年の反省と2016年の抱負

 読書数は56冊。やや復調気味の一年となりました。それでも100冊にはまだ遠いけれども。読書意欲がなくなったというよりも,他の趣味に掛ける時間の比重が多くなったと言えるのでしょうね。ですから,2016年も劇的な読書量増とはいかないように思います。余程のことが無ければ別でしょうけれども。蔵書の整理は遅遅として進まず。このあたりは徐々に改善していきたいものです。

 読書傾向は例年通りにシリーズものが多め。特にライトノベル系の小説が中心となっているのは気の所為か。その代りに海外小説の比重が如実に低下しています。精神的にあまり重い小説を望んでいなかったことの表れかもしれません。とは言え,やはり海外小説が好みであるのも事実。その意味では残念な一年と言えましょう。特筆すべきは田中芳樹の〈タイタニア〉が26年の歳月を経て遂に完結したこと。諦め半分に思えた時期もありましたので,これは嬉しかった。残る〈アルスラーン戦記〉や〈創竜伝〉の完結も期待したいと思います。

 2016年の目標はとりあえずはやはり読書量の増加。月6冊で年間72冊を目標に掲げます。また,読書感想もあまり溜めこまないようにしたいもの。2015年は読んだ本の感想をほぼ全て掲載できましたので,これを継続していきたいと思います。そのほうが余裕が出来ますからね。いずれにせよ,最終的に求めるのは面白い本と巡り合えるということ。その為にも積極的に新規作家の開拓に勤しみたいと思います。

 なお,2015年のマイベストについては別記事を設けたいと思います。此方もなるべく近日中に掲載する予定です。
posted by 森山樹 at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文

2016年01月06日

2015年後半を振り返って

購入数は76冊で,読了数は31冊。
上半期に比べると購入数が増加していますが,読了数はほぼ横這い。
つまり積読数が増えたということになります。
尤も,例年は下半期の方が読了数は減るのが恒例となっています。
その意味では6冊とは言え増えたことは健闘と言えるのかもしれません。
それでもなお少ないことに変わりはないのですけれども。

意識的に海外小説を増やしましたが,それでも少ない。
一度読み始めると嵌ってしまうのですけれどね。
取り掛かるまでに敷居の高さを感じてしまいます。
また特定の作家の作品ばかり読んでいた傾向も大きいです。
特にライトノベル系の作家はその傾向が顕著な気がします。
シリーズものを読み始めるとどうしても仕方がありません。

敢えて印象に残った作品を挙げると以下の通り。
森晶麿 『花酔いロジック 坂月蝶子の謎と酔理』
北原尚彦 『シャーロック・ホームズの蒐集』
初野晴 『惑星カロン』
ライナー・レフラー 『人形遣い』
ピーター・トレメイン 『消えた修道士』

全て感想は書いているので詳細はそちらを参考にしてください。
『花酔いロジック 坂月蝶子の謎と酔理』は男女の距離感が素敵。
〈黒猫と付き人〉と同じく,森晶麿の描写の巧みさがたまりません。
もどかしくて切ない恋愛小説という側面が良いです。
『シャーロック・ホームズの蒐集』は正統派のパスティーシュ。
この種の作品の中でも極めて高品質に思えます。
『惑星カロン』は久しぶりの〈ハルチカ〉シリーズ最新作。
相変わらずのふたりを含めた吹奏楽部の面々が魅力的であります。
草壁先生の過去の一端が明かされるという意味でも興味深いです。
『人形遣い』はドイツを舞台としたミステリィ。
心理分析を題材とした推理小説が好きならばたまらなく面白い筈。
『消えた修道士』は〈修道士フィデルマ〉の最新邦訳。
物語も勿論面白いのですが,フィデルマが最後に下した決断が衝撃的。
今後に如何に影響を及ぼすのか楽しみでなりません。
posted by 森山樹 at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文

2015年07月11日

2015年前半を振り返って

購入数は49冊で,読了数は25冊。
読了数はほぼ例年通りといった印象があります。
一時期に比べるとだいぶん少ないのが悲しい。
本来ならば,せめてこの倍くらいは読みたいものです。
今年に限れば,4月以降の環境の変化が大きかった。
後半戦は落ち着くはずなので読書量を増やしたいものです。
とは言え,精神的な疲労に左右されてしまうのは如何ともし難いのですけれども。

読書傾向としては海外小説を全く読んでいないのが目立ちます。
逆にライトノベル系の作品がかなりの率を占めています。
このあたりは精神状態を如実に反映していると言えるでしょう。
疲れているときは軽めの物語を欲しているように感じます。
海外小説も読みたい作品は溜まってきているのですけれどね。

敢えて印象に残った作品を挙げると以下の通り。
五代ゆう 『グイン・サーガ(135)紅の凶星』
田中芳樹 『タイタニア(5)凄風篇』
北村薫 『太宰治の辞書』
吉田篤弘 『レインコートを着た犬』
三津田信三 『幽女の如き怨むもの』

〈グイン・サーガ〉はあの方の死という衝撃的な展開がありました。
今後の中原の動向を占う意味でも非常に大きい。
パロもケイロニアもモンゴールも嵐の中に置かれてしまっています。
ふたりの作者が如何なる物語を想定しているのか楽しみです。
〈タイタニア〉は遂に完結の時を迎えました。
いろいろ思うところはありますが,先ずは最後まで読めたことに感謝。
宇宙に君臨したタイタニアが一瞬で瓦解したことに儚さを覚えます。
ジュスランの終着点は非常に彼に似つかわしく思えました。
『太宰治の辞書』は〈円紫さんと私〉シリーズの最新作。
最早,諦めかけていただけに,この刊行は嬉しかった。
時を重ねても変わらない“私”の姿が羨ましい。
端整で静謐な物語も美しく感じました。
『レインコートを着た犬』は〈月舟町〉三部作の最後を飾る作品。
つむじ風食堂が結構な頻度で登場するのが楽しい。
月舟町という舞台そのものが自分にとっての憧憬であります。
『幽女の如き怨むもの』は〈刀城言耶〉シリーズの第6長篇。
ミステリィよりも遊女の一代記として描かれる物語が印象的でした。
これまでの〈刀城言耶〉シリーズからは異彩を放っているように思います。

2015年の下半期は読書量を増やしていきたいもの。
可能であれば,やはり50冊は目指したいと思っています。
勿論,量だけを誇るのは無意味なので質も高めていきたい。
遅れがちな感想も読了直後に書けるように心掛けたいものです。
何とか早めに即時更新出来るように頑張ります。
posted by 森山樹 at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文