2015年08月01日

2015年7月読書記録

2015年7月に読んだ本は以下の通り。
森晶麿 『花酔いロジック 坂月蝶子の謎と酔理』
高田崇史 『神の時空 三輪の山祇』
鯨統一郎 『神話ゲーム』
大槻一翔 『薫子さんには奇なる解を』
森晶麿 『花酔いロジック 坂月蝶子の恋と酔察』
白川紺子 『下鴨アンティーク アリスと紫式部』

7月に読了した本は6冊。
似たような作品ばかりを読んでいたような気がします。
今の自分が欲しているのがこの種の作品なのかもしれません。
というわけで,ライトノベル系ミステリィに終始した一か月でした。
森晶麿の〈花酔いロジック〉は端整なミステリィで大変に好み。
相変わらず男女の距離感の描き方が非常に素敵であります。
いろいろな意味で先が気になる展開になっています。
続篇は期待してもいいよね。
『神の時空 三輪の山祇』はいつも通りの〈神の時空〉でした。
多くを求めているわけではないけれどね。
要とも言える歴史或いは民俗講釈の面白さが救いであります。
『神話ゲーム』は〈歴史バトラーつばさ〉の第2作目。
此方も上滑り感が酷いです。
敢えて続きを読むかどうかは微妙なところ。
と,前巻を読んだ時に抱いたことを思い出しました。
『薫子さんには奇なる解を』は悪くなかった。
但し,人物造形が何処かで見たことあるものばかりというのは気になります。
真相よりも面白い解釈を,という姿勢は好きだけれどね。
『下鴨アンティーク アリスと紫式部』は割と好み。
如何にも少女小説趣味な雰囲気に苦手感は覚えてしまいます。
不思議な結末を交えたミステリィとしては好感触。
続篇も引き続き読むことになるのでしょう。
posted by 森山樹 at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録

2015年07月01日

2015年6月読書記録

2015年6月に読んだ本は以下の通り。
田中芳樹 『アルスラーン戦記(8)仮面兵団』
池上俊一 『魔女と聖女』
笹本祐一 『ARIEL SS 終わりなき戦い』
高田崇史 『毒草師 七夕の雨闇』
三津田信三 『幽女の如き怨むもの』

6月に読了した本は5月に引き続き5冊。
最低限の目標には到達と言ったところでしょうか。
7月は出歩く機会が多いので読書量を増やしたいものです。
『魔女と聖女』は小説ではないので別ブログで扱います。
中世欧州の女性観に焦点を当てた興味深い内容でした。
この類の本も積極的に読んでいきたいところであります。
『仮面兵団』は〈アルスラーン戦記〉第二部の開幕巻。
再読という形になりますが,やはり面白い。
本篇も残り僅かなので早く新刊を読みたいものであります。
『ARIEL SS 終わりなき戦い』は本篇終了後の番外篇。
地球人と宇宙人の共同戦線が非常に楽しい。
新たな企画の構想もあるみたいなので期待しています。
『七夕の雨闇』は〈毒草師〉の第4作目。
相変わらず,歴史の闇に焦点を当てた講釈が面白い。
〈QED〉のあの人が微かに客演してくれたのも嬉しかった。
此方も更なる続刊を楽しみにしたいものです。
『幽女の如き怨むもの』は〈刀城言耶〉シリーズの長篇第6作目。
今までとは趣を変えた雰囲気は割合に好み。
特に遊女の日記形式を取る第一部は読み応えがありました。
刀城言耶の出番が少なかったのは残念ですけれどね。
新作の刊行が為されていないのは気がかりです。
早く次なる作品を読みたいものであります。
posted by 森山樹 at 06:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録

2015年06月01日

2015年5月読書記録

2015年5月に読んだ本は以下の通り。
上田早夕里 『妖怪探偵・百目(2)廃墟を満たす禍』
太田紫織 『櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み』
吉田篤弘 『レインコートを着た犬』
宵野ゆめ 『グイン・サーガ(136)イリスの炎』
加藤実秋 『インディゴの夜 ロケットスカイ』

5月に読了した本は5冊。
4月に比べると大幅に増やすことが出来ました。
それでも往時に比べるとかなり少ないのですけれども。
6月も最低限これくらいは読みたいものです。
『妖怪探偵・百目』はさまざまな想いが交差して楽しい。
巨悪に一致して戦うという展開に至るのかどうか。
次巻あたりで終わってしまいそうな予感もあります。
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』は前巻よりも面白かった。
とは言え,やはりキャラクター優先というのは馴染めません。
家族の在り方という重い題材もあるにはあるのですけれども。
『レインコートを着た犬』は待望の月舟町を舞台とした作品。
相変わらず,何処かおとぎ話めいた雰囲気がたまらなく好み。
つむじ風食堂も月舟シネマも足を運んでみたくなります。
『グイン・サーガ(136)イリスの炎』はケイロニア皇位問題決着。
とは言え,選帝侯が一枚岩でないという不穏さが残ります。
ワルスタット侯ディモスの変節は更なる混沌を呼び起こしそう。
全て復活したあの人が影で糸を引くというのは安直な気もします。
『ロケットスカイ』は短篇集に戻った〈インディゴの夜〉の最新作。
これまでにない展開が待っていました。
この事態が次巻以降に如何なる影響を及ぼすのか興味深いです。
ちょっと寂しくなってしまいます。
posted by 森山樹 at 05:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録

2015年05月01日

2015年4月読書記録

2015年4月に読んだ本は以下の通り。
北村薫 『太宰治の辞書』

4月に読了した本は1冊のみ。
相変わらずの多忙ぶりが趣味を圧迫しています。
殆ど外出出来ていないので読書も進みません。
5月は流石に4月よりも余暇が増えると信じたい。
少なくとも休日出勤はない筈なのが救いです。
『太宰治の辞書』は〈円紫さんと私〉シリーズの最新作。
実に十数年ぶりの刊行ということになります。
素敵な年齢の重ね方をした“私”が非常に良い。
円紫さんや正子ちゃんたちもきちんと登場してくれます。
物語としてはミステリィ風味はほぼ皆無に等しい。
いわゆる“日常の謎”を期待すると当てが外れるかもしれません。
しかし,相変わらずの端整な文章は非常に魅力的。
読書好きとしての理想を“私”に見てしまいます。
今作がシリーズの復活と捉えていいのかなあ。
是非とも更なる次回作を待ちたいものです。
『朝霧』からの空白の期間も語ってくれないものですかね。
posted by 森山樹 at 06:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録

2015年04月01日

2015年3月読書記録

2015年3月に読んだ本は以下の通り。
笹本祐一 『ARIEL SS 地球篇』
久賀理世 『倫敦千夜一夜物語』
太田紫織 『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』

3月に読了した本は3冊。
余暇に欠けて,読書時間の確保が出来なかった1か月でした。
4月もこの傾向が暫くは続きそう。
最低でも3〜4冊程度は読書したいものです。
『ARIEL SS 地球篇』は〈AREIL〉の番外篇集。
今巻は地球人側を主役としています。
三人娘の物語はARIEL開発史といった趣が楽しかった。
やたらと理屈っぽい印象も受けましたけれど。
和美のお話には由貴やエミの登場が欲しかったなあ。
SCEBAI三巨頭の冒険譚も頗る面白かったです。
『倫敦千夜一夜物語』はヴィクトリア朝ロンドンを舞台とした文学ミステリィ。
貸本屋という如何にもな舞台設定は非常に好み。
やや少女小説趣味的な雰囲気以外は楽しめました。
続巻もありそうなので大いに期待したいところです。
実在の人物と絡めてくると嬉しいかなあ。
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』もライトノベル系のミステリィ。
北海道の美味しい食べ物が満載なのは楽しいです。
というか,語り手の少年は殆ど食べてしかいない気がします。
ミステリィとしてはちょっと平凡な感じは否めず。
何冊か出ているみたいなので,暫くは付き合ってみようと思います。
posted by 森山樹 at 06:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録