2020年01月10日

購入記録(2020.01.10)

嶺里俊介 地棲魚 光文社 ¥1,870

2020年の多々買いの日々の開始は衝動買いからとなりました。
伝奇ホラー・サスペンスという触れ込みなので大好物の筈。
どことなく鮫映画の小説版的なものも感じます。
『ブルシャーク』級に面白いと嬉しいなあ。
なるべく早めに読み始めたいと思います。

〈2020年書籍購入覚書〉 計1冊
posted by 森山樹 at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入記録

櫛木理宇『ホーンテッド・キャンパス 雨のち雪月夜』

〈2019年読書感想76冊目〉
櫛木理宇『ホーンテッド・キャンパス 雨のち雪月夜』


新たな登場人物を交えて展開する〈ホーンテッド・キャンパス〉の第6作目です。
今巻も4篇からなる短篇集の体裁を採っています。
特徴的なのは森司の旧友の津坂浩太が全篇に渡って登場すること。
大きな役割を果たすわけではないのですが,物語をひっかきまわしてくれます。
その在り様が個人的にはやや鬱陶しく思えるのも事実。
悪い奴ではないのですが,何と言うか面倒くさいのですよね。
とは言え,森司にとっては唯一対等とも言える立ち位置の存在ではあります。
だからこそ,あまりいい感情を抱かされなかったことは残念でした。
収録された4篇では恐怖小説色が一番強い「よくない家」がお気に入りです。
最終的に事態が解決されなかったというのも余韻を残します。
特別な存在ではない森司や泉水には手に負えない事態もあるということでしょう。
同じく「異形の礎」も恐怖小説色が強くて良いですね。
実在する心霊事件を題材としているのが個人的には好みでした。
「旅籠に降る雨」はファフロツキーズ現象を扱った作品です。
意外な真相が悪くない。
恐怖小説的ではありませんが,怪奇現象を前面に押し出しているのが良かった。
「白のマージナル」は藍の過去の出来事が語られます。
オカルト研究会設立に至る物語でもあります。
最終的にはちょっと泣かせるお話になるのが如何にもこのシリーズらしいところ。
今巻は過去作よりも多彩な作風が多くて楽しめました。
森司のこよみへの想いを前面に押し出すのはあまり好きじゃないのですけれどね。
クリスマス物語としては良い終わり方だったのではないでしょうか。

(角川ホラー文庫 2019年)

タグ:櫛木理宇
posted by 森山樹 at 06:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想

2020年01月09日

2019年後半を振り返って

購入数は80冊で,読了数は45冊。
購入数も読了数も前半に比べて増加となりました。
尤も,読書に関しては再読が多めだったということは言えます。
また,所謂ライトノベルに偏っていた感があるのも事実。
もう少し海外小説を読みたいところでありました。

敢えて印象に残った作品を挙げると以下の通り。
雪富千晶紀『ブルシャーク』
五代ゆう『グイン・サーガ(146)雲雀とイリス』
田中芳樹『創竜伝(14)月への門』
高田崇史『QED 憂曇華の時』

『ブルシャーク』はパニック映画好きにはたまらない作品。
科学的見地からの考察も好みでありました。
〈グイン・サーガ〉は溜まっていた作品を一気読み。
アルド・ナリスの復活が如何なる局面を呼ぶのか楽しみです。
刊行速度が遅いと思ってしまうのは,栗本薫の弊害でありましょう。
『創竜伝(14)』は16年ぶりとなった新巻です。
意外に内容を覚えていたのが面白い。
次巻で完結となりますが,きちんとまとめられるのでしょうか。
『QED 憂曇華の時』は完結した筈の〈QED〉の最新巻。
再開ということになるのでしょうか。
それはそれで楽しみなのですけれども。
posted by 森山樹 at 06:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文

2020年01月08日

2019年12月読書記録

2019年12月に読んだ本は以下の通り。
椹野道流『暁天の星 鬼籍通覧』
若竹七海『不穏な眠り』
櫛木理宇『ホーンテッド・キャンパス 恋する終末論者』
鯨統一郎『文豪たちの怪しい宴』
椹野道流『無明の闇 鬼籍通覧』
櫛木理宇『ホーンテッド・キャンパス 雨のち雪月夜』

12月の読了は6冊。
慌ただしかった割には或る程度は読書出来た印象です。
基本的には軽めのミステリィばかりで読み易かったのもあるけれども。
感想を掲載していないものもありますが,近日中に載せます。
若竹七海の『不穏な眠り』はいつも通りに面白かった。
TVドラマ化されるようですが,何処まであの雰囲気を再現出来るのでしょうか。
『文豪たちの怪しい宴』は詰まるところ屁理屈の応酬ですよね。
但し,そこに一定以上の説得力を持たせているのが楽しい。
個人的には宮田には歴史のほうを語って欲しいのだけどなあ。
〈ホーンテッド・キャンパス〉と〈鬼籍通覧〉は順調に再読中。
この状態だと割と早い段階で追い着けそうな気がします。
どちらも人物描写や人間関係は苦手の部類なのですけれどね。
posted by 森山樹 at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録

2020年01月07日

2020年1月書籍購入予定

2020.01.04 恩田陸 終わりなき夜に生まれつく 文春文庫
2020.01.10 アンドレアス・フェーア 突破口 弁護士アイゼンベルク 創元推理文庫
2020.01.14 原田実 捏造の日本史 KAWADE夢文庫
2020.01.15 椹野道流 禅定の弓 鬼籍通覧 講談社文庫
2020.01.23 高殿円 シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗 早川書房
2020.01.30 米澤穂信 巴里マカロンの謎 創元推理文庫

2020年最初の購入予定は割と少なめ。
『巴里マカロンの謎』は久しぶりのシリーズなので楽しみ。
今までとは題名の法則が変わっていることに意味はあるのかな。
米澤穂信はもう少し読んでいきたい作家ではあります。
高殿円の新作は読みたいんだけど,前作を未読なのですよね。
というか,例によって積んだままになっている筈。
この機に併せて読んでしまうのも良いかもしれません。
原田実の偽史を扱った作品も期待しています。
posted by 森山樹 at 06:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入予定