2019年12月24日

購入記録(2019.12.24)

大塚已愛 ネガレアリテの悪魔 黎明の夜想曲 角川文庫 ¥814
櫛木理宇 ホーンテッド・キャンパス なくせない鍵 角川ホラー文庫 ¥660
櫛木理宇 ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに 角川ホラー文庫 ¥704

『ネガレアリテの悪魔 黎明の夜想曲』は待望のシリーズ第2作目。
今度はどのような芸術家が取り上げられるのか楽しみです。
ヴィクトリアン・ホラー要素も更に色濃くなることを期待します。
〈ホーンテッド・キャンパス〉はこのあたりまでは読んだ筈。
と言っても,存外に内容を忘れているのでそれなりに楽しめてはいます。
主人公の存在だけが苦手というのもどうしたことかなあ。

〈2019年書籍購入覚書〉 計129冊
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2019年12月22日

櫛木理宇『ホーンテッド・キャンパス 恋する終末論者』

〈2019年読書感想73冊目〉
櫛木理宇『ホーンテッド・キャンパス 恋する終末論者』


オカルト研究部の学生を描く〈ホーンテッド・キャンパス〉の第5巻です。
今巻では高校時代の森司に想いを寄せていた同級生の果那が登場します。
なかなか使い勝手の良さそうな騒動屋なので今後も登場することでしょう。
個人的にはこよみよりも余程に魅力的に思えてしまうのが面白い。
藍と言い,果那と言い,脇を固める女性陣が華やかなのは嬉しいです。
璃子や結花の再びの再登場も楽しみにしています。
いつも通りに短篇集の体裁を採っており,収録されているのは4篇。
それなりにホラー要素は強めですが,相変わらず怖いという印象は薄いです。
「告げ口心臓」は血液嗜好症と双子が題材となるお話。
意外な展開とは言えませんが,それなりに面白かった。
「啼く女」と「まよい道 まどい道」は守護霊的な存在を扱った作品。
或る意味でこのシリーズの定番とも言えましょう。
「啼く女」は何と言うか何とも言えなくなるお話ですね。
珍しく森司に共感する部分を感じてしまいました。
「姥捨山奇譚」も割とシリーズではありがちな展開で目新しさはなし。
どのお話も人間の正と負の想いが結局は事件の起点となっています。
人間の心や感情により恐怖は齎されるということでありましょうか。
森司とこよみの関係は相変わらずごくごく漸進といった塩梅かなあ。
小山内陣がほぼ出番がなしという巻でもありました。
こよみの保護者然とした藍が素敵です。
果那の話題の際にこよみの耳を押さえて聞こえないようにするのが可愛い。
まあ,結局はこよみと果那も友達みたくなってしまうわけですが。
面白いのは面白いのですが,同じような話が増えてきたのは残念。
此処からの目新しさを望みたいものであります。

(角川ホラー文庫 2014年)

タグ:櫛木理宇
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2019年12月20日

購入記録(2019.12.20)

草野原々 大絶滅恐竜タイムウォーズ ハヤカワ文庫JA ¥902

『大進化どうぶつデスゲーム』の続篇という位置付けの作品です。
相変わらず頓知気な題名が非常に蠱惑的。
表紙絵も個人的にはかなり好みです。
動物も恐竜も大好きなので一応は期待しています。
問題なく楽しめる作品だと嬉しいです。

〈2019年書籍購入覚書〉 計126冊
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2019年12月15日

若竹七海『不穏な眠り』

〈2019年読書感想72冊目〉
若竹七海『不穏な眠り』


有能な不運な女探偵が主人公を務める〈葉村晶〉シリーズの最新作です。
今作は4作が収録された短篇集の体裁となっています。
相変わらずの乾いた毒気に満ちた作風がおぞましくも楽しい。
葉村晶が酷い目にあう展開も毎度お馴染みであります。
というか,初期の作品ではこの要素はあまりなかった筈なのですけれどね。
『悪いうさぎ』あたりから強調され始めたのは気のせいかなあ。
4篇はどれも如何にもこのシリーズらしい作品で大満足。
一番好きなのは「水沫隠れの日々」かなあ。
うっかりミキサーに左手を突っ込んだ人物が多数登場してきます。
その意味が分かると本当に怖い。
語り口が諧謔的で軽妙なだけにその恐怖が際立ちます。
「新春のラビリンス」は廃ビルでの幽霊騒動が描かれます。
此方の依頼人も困った人物ですが,他の事件程には害がないかなあ。
自分に責任はないことに罪悪感を覚える葉村晶の姿に好意を抱きます。
「不穏な眠り」はちょっと分かり難かった。
芋づる式に不審な事件が連鎖する構造は楽しかったのですけれどね。
どの作品も丹念に貼られた伏線がきちんと生かされているのが素晴らしいです。
葉村晶は律儀で真摯で探偵としての矜持を無意識に守る姿勢が格好いいです。
だからこそ,どんな不運にあっても,美しささえも感じてしまいます。
想定外の事態に直面した際の率直な感慨も人柄を表している感じ。
相変わらず,自分好みの毒気に満ちたミステリィ短篇集でありました。
一時は止まっていましたが,ここ最近は割と定期的に新作が刊行されています。
今後も読み続けて行きたいシリーズのひとつであります。

(文春文庫 2019年)

タグ:若竹七海
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2019年12月13日

購入記録(2019.12.13)

椹野道流 隻手の声 鬼籍通覧 講談社文庫 ¥770

新装版の〈鬼籍通覧〉も順調に巻を重ねています。
再読の方はまだ1冊のみといった体たらく。
なるべく早い段階で追い着きたいと思います。
法医学や監察医というのは興味深い分野でありますね。
自分には絶対無理ですけれども。

〈2019年書籍購入覚書〉 計126冊
posted by 森山樹 at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入記録