2019年12月13日

購入記録(2019.12.12)

鯨統一郎 文豪たちの怪しい宴 創元推理文庫 ¥792

鯨統一郎の新作を購入しました。
『邪馬台国はどこですか』に連なるシリーズということになります。
今作は題材が歴史から文学に変わったのが興味深い。
バー〈スリーバレー〉が舞台というのは踏襲されています。
宮田は登場するようですが,早乙女静香はどうなのかなあ。
いずれにせよ大好きなシリーズなので楽しみにしています。

〈2019年書籍購入覚書〉 計125冊
posted by 森山樹 at 06:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入記録

2019年12月10日

購入記録(2019.12.10)

ジャナ・デリオン ワニの町へ来たスパイ 創元推理文庫 ¥871
ジャナ・デリオン ミスコン女王が殺された 創元推理文庫 ¥1,100
カミラ・レックバリ 説教師 集英社文庫 ¥996

ジャナ・デリオンの2冊はシリーズもの。
第3作目が既に刊行されていますが,これが頗る面白そうなのです。
元気なおばあちゃんたちが巻き起こす騒動は大好きですね。
年末年始の旅のお供になるかもしれません。
『説教師』は夏に読んだ『氷姫』の続篇です。
此方も結構な巻が刊行されているので徐々に読みたいものです。

2019年書籍購入覚書〉 計124冊
posted by 森山樹 at 20:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入記録

2019年12月05日

購入記録(2019.12.05)

草野原々 大進化どうぶつデスゲーム ハヤカワ文庫JA ¥858
若竹七海 不穏な眠り 文春文庫 ¥715

『大進化どうぶつデスゲーム』は表紙と題名に惹かれて購入しました。
割と酷そうな内容がかなり好み。
もうすぐ第2作目も刊行されるみたいですね。
今作が面白ければ購入を検討したいと思います。
『不穏な眠り』は〈葉村晶〉シリーズの最新作。
年明けからは実写TVドラマ化されるみたいですね。
気にはなるけれど見ることはなさそう。
何処まであの毒気を再現出来るのかは興味があります。

〈2019年書籍購入覚書〉 計121冊
posted by 森山樹 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入記録

椹野道流『暁天の星 鬼籍通覧』

〈2019年読書感想71冊目〉
椹野道流『暁天の星 鬼籍通覧』


法医学教室を舞台としたミステリィシリーズ〈鬼籍通覧〉の第1作目です。
新装版刊行に伴う再読ということになります。
と言っても,久しぶり過ぎて内容を殆ど覚えていなかったのですが。
基本的には長篇作品と言えますが,一章だけは独立した物語となっています。
導入部ということであまり気にはなりませんが,ちょっと違和感がありました。
ミステリィとともにホラー要素が強いのもシリーズの特徴です。
今作での本筋となる連鎖する女性自殺事件では科学的に解明されない部分もあります。
法医学という科学捜査を主体にしながらということで楽しいです。
事件の真相というか発端は反吐が出る程に下衆なものですけれどね。
このあたりはあまり趣味であるとは言えません。
また,法医学教室が舞台ということで遺体の解剖場面が克明に描かれます。
作者が監察医ということもあって,生々しい描写が現実感があります。
苦手と言えば苦手なのですけれど,興味が先に立ってしまうのが面白いです。
自動車による轢死体の解剖場面は流石に辟易としてしまいましたけれども。
登場人物は個性が克ちすぎて,ややあざとさを感じてしまいます。
何処となく,所謂BL要素が強いのは気のせいなのか。
主人公である伊月崇とその先輩である伏野ミチルの組み合わせは好き。
後はいずれも何処か苦手な雰囲気を感じてしまいます。
物語としてはホラー風味が強いということで釈然としない結末ですね。
これを受容出来るか否かは読後感に影響してくるところでありましょう。
個人的には全ての謎が明かされる必要はないと思っています。
よって,それ程気にはなりませんでした。
幕間劇の「飯食う人々」の雰囲気が一番好きではありますけれども。
暫く休止していたようですが,再びシリーズとして再開されている模様。
今後も新装版の刊行を順次追いかけて行きたいと思います。

(講談社文庫 2019年)

タグ:椹野道流
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2019年12月04日

加藤実秋『メゾン・ド・ポリス4 殺人容疑の退職刑事』

〈2019年読書感想70冊目〉
加藤実秋『メゾン・ド・ポリス4 殺人容疑の退職刑事』


退職した刑事達の活躍を描く〈メゾン・ド・ポリス〉シリーズの第4作目です。
長篇だった前作とは異なり再び短篇集となっています。
個人的にはこのシリーズは短篇集のほうが似つかわしく思えますね。
収録されているのは全部で5篇。
食品偽装やネットバッシング,老人を対象とした詐欺等の現代的な犯罪が並びます。
1980年代を想起させる雰囲気が漂っていた加藤実秋作品にしては面白い趣向でしょう。
また,退職刑事達の過去が絡む事件が用意されているのもシリーズ恒例となっています。
何と言っても,個性豊かな退職刑事の面々の活躍が楽しい。
気障で瀟洒な化学分析屋の藤堂さんが一番のお気に入りかな。
彼らに振り回される牧野ひよりも着実な成長の跡が窺えるのが嬉しいです。
過去作よりも出番はやや控えめな印象がなくはなかったのですが。
ひよりの上司である新木課長と松島係長もいい味を出していました。
原田はあまりいいところがなかったのは残念です。
殺人容疑を掛けられた迫田さんが新木課長と原田に取り調べられる場面は大好き。
元刑事ということで手法を熟知した相手というのは遣り難いことでありましょう。
藤堂の元妻である沙耶ももう少し出番が欲しかったかなあ。
今作では夏目の過去が明らかになる第五話が好みでありました。
過去の犯罪を地道に捜査する退職刑事達の姿が頼もしい。
それぞれの得意分野に応じて活躍の場が与えられるというのが良いですね。
時間の壁に守られた真犯人がきちんと罰を与えられるのも因果応報でありましょう。
大掛かりな犯罪が描かれることがないのもシリーズの雰囲気に合っています。
伊達がメゾン・ド・ポリスを作った理由が次作での焦点となりましょう。
警視庁副総監だった伊達の過去は未だに描かれていないのですよね。
好々爺といった印象しかない伊達の現役時代の姿も知りたいものであります。
シリーズ好きとしては素直に楽しめる作品でありました。
〈ICE MOON〉の登場が少なかったりと過去作に比べて変化がある部分も見られます。
それも含めて更なるシリーズの展開が楽しみとなる作品でありました。

(角川書店 2019年)

タグ:加藤実秋
posted by 森山樹 at 06:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想